ワークショップを終えていや、びっくりした。数えたらつくったものが5,000点以上もあったよ。Esinというクリエイティビティの限界に挑戦、という10日間ワークショップに参加しました。会場は目黒のシェア工房「Makers' Base」。講師は、ロンドンを拠点に世界で活躍するクリエイター集団tomatoの共同創設メンバーで、モナシュ大学デザイン建築学部の教授でもあるJohn Warwicker(ジョン・ワーウィッカー)さん、同じくtomatoのメンバーでカッセル芸術大学の学部長でもあるJoel Baumann(ジョエル・バウマン)さんと、そしてアート・ユニット「リボネシア」のクリエイティブ・ディレクター吉川徹さんというそうそうたる面々に対し、ワークショップの参加者はたった4名……。なんかね、とにかくこれ以上ないってくらいすっげー豪勢なワークショップでした。2015.05.07 09:42
最後のスライド今回は、時間が限られたワークショップということで、とにかくとりあえず全力で勢いよくたくさんつくってやろうと思って、ひたすらテンポよく作り続けることを心がけました。悩んだり迷ってたりする時間がもったいないので、ほぼ脊髄反射的に作品を生み出し続けることに。そもそも普段の「日曜アーティスト」もそんなペースでの作業が多いので、短時間で(ゆるふわな)作品をつくるのは結構慣れてたりもします。ただ、今回はさらにそれに輪をかけて、制作時間を短縮してスピード重視でひたすら創りつづけました。素材が足りないとか、画材が足りないなんて言い訳せずに、課題解決を繰り返しながら、ひたすら手元にあるものでつくれるものを思いっきりつくる、と。そんなわけで、作品のクオリティはともかく、10日間で目いっぱい作り続けられたっていうのは自分にとって収穫だったし、ブレイクスルーでもありました。2015.05.07 09:40
ポートフォリオ10日間のワークショップでつくった作品を数えてたんですが、まず、撮った写真だけでも3000枚以上ありました。作品っつーか、普通に講義メモの資料なんかも撮ってるわけなんですが、これはこれでありつつ、他にも初日に撮影した300コマの連写作品とか、延々と8メートルもある寄生虫を撮影した写真をつなげた動画とか、商店街のシャッターだけを延々と撮ったり、アスファルトの割れ目に生える草だけをずっと撮ってたり、もうなんか、ひっちゃかめっちゃかなわけですが、他にもスケッチブック2冊、レーザー彫刻が10点以上、トレーニングを受けたUVプリンタで2点、同じく彫金や木工旋盤も学んで、あとはフォントを100個作る企画だとか、電子回路で工作とか、富士山のスタンプで描いたラクガキ作品とか、建築模型っぽいものを2個とか、それに付随して描いたA0サイズのでっかいドローイング2枚つづりとか。動画も何点かスマホで撮影&編集しました。ナレ録りとかもしつつ。色についての課題とか、あとはひたすら難解なフィネガンズ・ウェイクっていう本を原文で読んだり。2015.02.27 09:00